女子テニスのW&Sオープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、WTAプレミア）は２５日、シングルス３回戦が行われ、第３シードのＳ・ウィリアムズ（アメリカ）は第１３シードのＭ・サッカリ（ギリシャ）に7-5, 6-7 (5-7), 1-6の逆転で敗れ、ベスト８進出とはならなかった。

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３８歳のセリーナはこの日、２度のブレークに成功し第１セットを先取。しかし、第２セットは６本のサービスエースを決めるもタイブレークの末に落とし、セットカウント１−１に追いつかれる。ファイナルセットでは４度のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定せず、サッカリに１６度のブレークチャンスを与えると、そのうち２度のブレークを許し力尽きた。試合時間は２時間１７分。

女子プロテニス協会のWTA公式サイトでセリーナは「タフだった。あの試合に勝つべきだった。言い訳はできない。厳しかったけど勝つチャンスはたくさんあったし、どうすればまた勝てるようになるのか、それを考えないといけない。少しけいれんを起こしてしまったけど、そもそもそのような状況になるべきではなかった。足が疲れていて、さらに身体全体も疲れていく。そんな状況では助けにならない」と語っている。

勝利したサッカリはベスト４進出をかけて、準々決勝で第８シードのＪ・コンタ（イギリス）と対戦する。コンタは３回戦で予選勝者のＶ・ズヴォナレーワ（ロシア）をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第４シードの大坂なおみ、第１２シードのＡ・コンタベイト（エストニア）、第１４シードのＥ・メルテンス（ベルギー）らが８強入りを決めた。

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