男子テニスの国別対抗戦デビスカップは5日に公式サイトで、世界ランク31位の
錦織圭のコメントを掲載した。
現在開催されているデビスカップ予選「日本vsエクアドル」(日本/兵庫、室内ハード)の出場を見送った錦織は「ひじは大丈夫。もうすぐ復帰できるはず。全体的に順調だけど、今回は間に合わなかった。今月のマイアミかクレーコート・シーズンで戻りたい。でも今週ではない」と現状を明かした。
「ひじは大丈夫だけど、体の準備がまだできていない。もう少し強く大きくしたい。長い期間休んだし、ゼロから復活している。全豪オープンやデビスカップ、他の大きな大会を逃すのは悲しい」
新型コロナウイルス感染症拡大にともない無観客で行われているデビスカップ予選「日本vsエクアドル」については「観客がいないのは変な感じ。選手のみんなも違う感覚になっているだろう。たくさんの人に見られている時は自動的に集中できる。だからこそチームはいつも以上に支え合わなければいけない」
錦織は昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以降、全大会を欠場していた。
また、6日に行われたシングルス2試合で敗戦を喫した日本は0勝2敗の崖っぷちに追い込まれている。
デビスカップ予選「日本vsエクアドル」の組み合わせは以下の通り。
【6日】
第1試合:
添田豪 5-7, 6-7 (3-7) E・ゴメス(エクアドル)
第2試合:
内山靖崇 6-7 (4-7), 6-2, 6-7 (8-10) R・キロス(エクアドル)
【7日】
第3試合:内山靖崇/
マクラクラン勉 vs D・ヒダルゴ(エクアドル)/ G・エスコバル(エクアドル)
第4試合:内山靖崇 vs E・ゴメス
第5試合:添田豪 vs R・キロス
デビスカップ予選には24カ国が参戦。予選に勝利した12カ国と前年のデビスカップ・ファイナルズ(スペイン/マドリッド、室内ハード)でベスト4に進出したカナダ、イギリス、ロシア、スペイン、そしてワイルドカード(主催者推薦)のフランスとセルビアの18カ国で優勝を争う。
「男子テニス国別対抗戦デビスカップ 予選ラウンド 日本 vs エクアドル」
母国の名誉と威信を懸けてしのぎを削る“テニスのワールドカップ”こと男子テニス国別対抗戦デビスカップをWOWOWで放送。11月にスペイン・マドリードで開催されるファイナルズ出場権を懸けて行なわれる、日本とエクアドルの予選ラウンドの模様をお届けする。
【放送予定】
3月6日(金)、7日(土)連日生中継■詳細・放送スケジュールはこちら>
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