男子テニスのロジャーズ・カップ（カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000）は８日、シングルス３回戦が行われ、第６シードのＫ・ハチャノフ（ロシア）が世界ランク２１位のＦ・オジェ アリアシム（カナダ）を6-7 (7-9), 7-5, 6-3の逆転で破り、２年連続２度目のベスト８進出を果たした。

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この試合、第１セットをタイブレークで落としたハチャノフは第２・ファイナルセットで５度のブレークに成功。初対戦となった１９歳のオジェ アリアシムを２時間５０分の激闘の末に振り切った。

男子プロテニス協会のATP公式サイトでハチャノフは「今日はジェットコースターのようだった。ここまでの試合はあまりない。風が強く、厳しいコンディションだったと思う。僕らは２人とも強力なサービスを持っているのに、キープすることが難しかった。準々決勝は、もっと自分を信じてチャンスをつかむ必要がある」とコメントを残した。

昨年の同大会で４強入りしている２３歳のハチャノフは、準々決勝で第３シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）と対戦する。両者は４度目の顔合わせでズベレフの２勝１敗。

ズベレフは３回戦で第１３シードのＮ・バシラシヴィリ（ジョージア）をフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第１シードのＲ・ナダル（スペイン）、第７シードのＦ・フォニーニ（イタリア）、第８シードのＤ・メドヴェデフ（ロシア）らが８強へ駒を進めた。

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