男子プロテニス協会のATPは22日、公式サイトでATPツアー大会における2017年シーズンの総観客動員数が歴代最多の4,573,152人だったことを発表した。
また、
G・ディミトロフ(ブルガリア)が
D・ゴファン(ベルギー)を下して、初出場から大会初優勝を飾ったNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)では、9年連続で観客動員数25万人超えを記録。
ATPファイナルズ常連の
A・マレー(イギリス)や
N・ジョコビッチ(セルビア)、そして
錦織圭が不在のなか、今大会では6試合でチケットが完売し、253,642人が会場のO2アリーナに足を運んだ。
さらに今大会では、サービスエース1本ごとに100ポンドが寄付されることになっており、合計304本のサービスエースを記録。世界中の危険な地域にいる子供達を守るために30,400ポンド(約460万円)がATPからユニセフへ寄付された。
ATPファイナルズは、1970年に第1回大会が日本の東京で開催され、現在の会場として使用されているロンドンのO2アリーナでは2020年まで会場として使用される契約になっている。2009年に会場がロンドンへ移行してからの累積観客動員数は今年で2,317,265人となった。
※11月23日の為替レート


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