オーストラリア・テニス協会は19日、世界ランク210位の
T・コキナキス(オーストラリア)へ来年1月に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)のワイルドカード(主催者推薦枠)を与えたと発表した。
>>ディミトロフvsゴファン 1ポイント速報<<>>ATP最終戦 組み合わせ表<<現在21歳のコキナキスは世界ランキングで2015年に69位を記録したが、肩の負傷でツアーを離脱。今年1月にダブルスで復帰し、6月のAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)では
M・ラオニッチ(カナダ)を破った。
万全な状態で2018年を見据えているコキナキスは、デビスカップ・オーストラリア代表の
L・ヒューイット(オーストラリア)監督から連絡をもらい、喜びと興奮に満ちていた。
「これまで全豪オープンに2度出場できなかったのは悲しかった。なぜなら大好きな大会だし、初めて出場したのは17歳の時だったから。とても辛い数年間だった。それを乗り越えるために必死にトレーニングを積んだ。オーストラリア・テニス協会からのワイルドカードには感謝しているし、たくさんの観客や家族の前でプレーするのが待ち遠しい」
コキナキスは、これまでの全豪オープンで2014・2015年に2回戦へ進んでいる。
オーストラリア・テニス協会のW・マスール競技部長は「彼(コキナキス)はとても優れた若い選手で、高いポテンシャルを持っている。けがでタフな数年間を送り、努力を続けて復帰してくるから、2018年をスタートするには完璧な場所になるだろう」と期待を寄せていた。


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