男子テニスのイントゥルム・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、ハード、ATP250)は21日、シングルス準決勝が行われ、昨年覇者で第4シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が第8シードの
F・ベルダスコ(スペイン)との激闘を6-7 (4-7), 6-4, 7-6 (7-1)の逆転で制し、2連覇へ王手をかけた。
>>ディミトロフvsデルポ 1ポイント速報<<>>ストックホルムOP 対戦表<<この日、タイブレークの末に第1セットを落としたデル=ポトロだったが、続く第2セットでは80パーセントと高い確率でファーストサービスを入れてベルダスコに反撃の隙を与えず、セットカウント1-1へ持ち込む。
その後、ファイナルセットでは両者1度のブレークからこの試合2度目のタイブレークへ突入し、最後はデル=ポトロがポイントを連取して2時間42分の戦いに終止符が打たれた。
決勝では、第1シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは、同日の準決勝で第6シードの
F・フォニーニ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
昨年、29歳のデル=ポトロはリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオ、ハード)で銀メダルを獲得すると、ストックホルム・オープンで復帰後初優勝を飾った。
今大会は初戦の2回戦で
J・シュトルフ(ドイツ)、準々決勝で第7シードの
杉田祐一、そして準決勝で第8シードのベルダスコを下して決勝へ駒を進めており、大会2連覇を狙う。
今季は、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で4強入り、前週の上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)では準決勝で
R・フェデラー(スイス)に敗れている。
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