男子テニスのクレディ・アグリコル・エクスプロヴァンス・オープン(フランス/エクサンプロヴァンス、クレー、ATPチャレンジャー)は4日、シングルス決勝が行われ、
B・チョリッチ(クロアチア)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した
S・ワウリンカ(スイス)を6-7 (5-7), 6-3, 7-6 (7-4)の3時間11分に及ぶ死闘の末に逆転で破り、3月のリベンジを果たすとともに、チャレンジャー大会では今季4度目のタイトルを獲得した。
>>大坂 なおみvsエラーニ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、内島 萌夏ら BNLイタリア国際組合せ<<>>西岡 良仁、シナーら BNLイタリア国際組合せ<<28歳で元世界ランク12位のチョリッチは今季、チャレンジャー大会で3度の優勝を飾っており、今大会は1回戦で
PH・エルベール(フランス)、2回戦で第6シードの
A・リンデルクネシュ(フランス)、準々決勝で
M・ナヴォーネ(アルゼンチン)、そして準決勝では予選勝者のI・ブゼ(ペルー)を4-6, 6-2, 6-3の逆転で下し決勝へ駒を進めた。
一方、40歳で元世界ランク3位のワウリンカは1回戦でU・ブランシェット(フランス)、2回戦で第1シードの
A・ポピリン(オーストラリア)、準々決勝で
N・バサバレディ(アメリカ)、準決勝で
B・ゴヨ(クロアチア)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
両者は今年、3月のナポリ・チャレンジャー(イタリア/ナポリ、クレー、ATPチャレンジャー)2回戦で対戦しており、この時はワウリンカが6-2, 6-3のストレートで勝利している。
決勝の第1セット、チョリッチは両者キープを重ね突入したタイブレークを落として先行を許す。
それでも第2セット、チョリッチはサービス時に74パーセントの確率でポイントを獲得し、1度もブレークポイントを与えることなくキープを重ね、リターンゲームでは1度ブレークに成功。1ブレークの差を守りきってこのセットを取り返す。
迎えたファイナルセットでは両者1度ずつブレークを奪い合い再びタイブレークに突入。安定したストロークでワウリンカからミスを引き出したチョリッチが2度目のマッチポイントを取り切り、3月のリベンジを果たして優勝を決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはチョリッチのコメントが掲載されている。
「ここ数ヵ月でテニスが良くなってきているのが嬉しい。ハードワークを続けてきたし、それが何よりも大事。そして健康でいることも」
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