男子テニスのノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)は19日、シングルス準決勝が行われ、第6シードの
L・ダルデリ(イタリア)が第1シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)を6-2, 3-6, 7-6 (7-3)のフルセットの激闘の末に破り、初出場で決勝進出を果たすとともに、ツアー大会で3度目の優勝に王手をかけた。
>>大坂 なおみvsプチンセワ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ出場 ムバダラ・シティOP組合せ<<23歳で世界ランク55位のダルデリは初出場となった今大会、1回戦で同84位の
R・コリニョン(ベルギー)、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同264位の
E・イメル(スウェーデン)、準々決勝で第4シードの
S・バエス(アルゼンチン)を下し準決勝に駒を進めた。
26歳で世界ランク20位のセルンドロとの顔合わせとなった準決勝、ダルデリは第1セットで3度のブレークを奪い先行するも、第2セットでは相手に2度のブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ダルデリは第1ゲームでブレークを許すも第2ゲームでブレークバックに成功。第5ゲームで再びブレークを奪われたが、第8ゲームで粘りを見せまたしてもブレークバックし追いつくと、最後はタイブレークを制して2時間33分で決勝進出を果たした。
ダルデリがツアー大会で決勝に進出するのは、優勝を飾った今年4月のハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)以来、約3ヵ月ぶり3度目。決勝では同大会に続き3度目のツアータイトル獲得を目指す。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにダルデリのコメントを掲載している。
「フランシスコ(セルンドロ)との対戦はいつも本当に厳しい。今日は素晴らしい試合ができたが、目の前には世界最高の選手の一人がいた。友人との対戦は決して楽ではないが、素晴らしい試合ができた。最後のポイントまで戦い抜いた。それが今日の試合の鍵だったと思う」
ダルデリは決勝で世界ランク106位の
J・デ・ヨング(オランダ)と対戦する。デ・ヨングは準決勝で第5シードの
C・カラベリ(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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