男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は1日、シングルス準決勝が行われ、第13シードの
A・ブブリク(カザフスタン)は第9シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)に6-7 (3-7), 4-6のストレートで敗れ準決勝敗退となった。この試合ではブブリクがラケットを粉砕し、その場所をオジェ アリアシムが掃除する場面があった。
>>【動画】ラケットを粉砕するブブリクと、その場所を掃除するオジェ アリアシム<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<28歳で世界ランク16位のブブリクが同大会に出場するのは6年連続6度目。最高成績は2023年のベスト16となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク47位の
A・ポピリン(オーストラリア)、2回戦で同32位の
C・ムーテ(フランス)、3回戦で第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)、準々決勝で第6シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を下し4強入りした。
25歳で世界ランク10位のオジェ アリアシムとの顔合わせとなった準決勝、ブブリクは第1セットをタイブレークの末に落とすと、第2セットではサービス時のポイント獲得率が48パーセントに留まり相手にブレークを3度許すと、リターンゲームでは2度のブレークに成功するもあと一歩及ばず1時間36分で力尽きた。
この試合の第2セットの第3ゲーム終了時にはフラストレーションを爆発させたブブリクがラケットを粉砕し、チェンジコート後にオジェ アリアシムがその場所を掃除するという場面があった。これにはラケットを破壊したブブリクも思わず笑顔をみせ、オジェ アリアシムに手でハートのサインを送った。
なお、勝利したオジェ アリアシムは決勝で、ATPマスターズ1000初制覇をかけ第2シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝で第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を下しての勝ち上がり。
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