21日に女子テニスの日本代表監督を務める
杉山愛が会見を開き、9月16日から21日にかけて中国の深センで開催される国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ ファイナルに臨む日本代表を発表。会見で杉山監督は今回メンバー入りした世界ランク51位の
大坂なおみとのやり取りについて明かした。
>>大坂 なおみvsプチンセワ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ出場 ムバダラ・シティOP組合せ<<>>【一覧】全米オープン2025 出場予定選手<<27歳の大坂は4月に行われたファイナル予選では「スケジュールの問題と、負傷した腹筋への不安から自信を持って臨める状態ではない」との理由から代表を辞退をしていた。このことから今回、大坂が日本代表としてメンバーに選出されるかどうか注目が集まっていた。
そんな中、この日会見を開いた杉山監督は大坂のメンバー入りを発表。大坂の他には
内島萌夏、
柴原瑛菜、
穂積絵莉、
青山修子を代表に選出した。
会見で杉山監督は大坂の選出理由について明かした。
「やはり実力があり、そしてチームのことも考えてくれる。特にママになってからは彼女の精神的な部分での成長であったり、本当に魅力がある選手なので、チームの一員として自分自身がやるべきことを徹底してできている。その姿というのはチームにとっても大きな力を貸してくれます」
さらに、杉山監督は大坂とのやり取りについても言及。
「もちろん(日本勢で)ランキングが1位ということもあって、1番最初に声をかけさせてもらって、すんなりオーケーをもらえたわけではないので、長い間コミュニケーションを取って最終的にイエスの返事をもらえたというのは、私にとってすごく嬉しいことです。ですが過密スケジュールですし、BJK杯というのは精神的な部分でもかなり大きな負担にはなることは間違いない。タフなところではあると思うので、出場するしないというのは選手も迷うところがあるかもしれないけど、個人戦では得られない喜びであったり、充実感というものもあるのも確かなので、そういう意味でも今回出てくれるという判断をしてくれたことはすごく嬉しかったです」
最後に、大坂に期待することは何かという質問に対し杉山監督は「彼女自身、本当にテニスも良くなっていますし、対応力もあり、今回のファイナルズはハードコートでの戦いなので、多分彼女が1番好きなサーフェスでもありますし、勝利することはもちろんですけど、チームの一員となって一緒に戦うことによってチーム全体で勝利をものにして、本当に頂点に立った喜びをみんなで味わいたいなというふうに思います」と話した。
なお、日本は9月18日に行われる準々決勝でイギリスと対戦する。
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