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GS初V逃すも「嬉しく思う」

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は10日、男子シングルス決勝が行われ、第28シードのK・アンダーソン(南アフリカ)は第1シードのR・ナダル(スペイン)に3-6, 3-6, 4-6のストレートで敗れ、四大大会初優勝とはならなかった。試合後の会見では「こうして決勝戦へ進めたことには当然とても喜んでいるし、こんな経験が出来たことを嬉しく思う」とコメントした。

>>全米OP対戦表<<

アンダーソンは今大会、1回戦で予選勝者のJ・アラゴネ(アメリカ)、2回戦でE・ガルビス(ラトビア)、3回戦でB・チョリッチ(クロアチア)、4回戦でT・ファビアーノ(イタリア)に勝利。続く準々決勝では第17シードのS・クエリー(アメリカ)との激闘を制し、準決勝では第12シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)を逆転で破って決勝まで勝ち進んだ。

「今夜ラファ(ナダル)を相手にコートへ立つのは、多くの勉強だった。この舞台に20回以上も立っている選手相手との対戦は難しい試合だった。それでもこの2週間は、とても前向きに捉えられる大会だった。」

この日は、4年ぶり3度目の優勝を狙う王者ナダルと対戦。序盤は互いに譲らぬ展開となったが、徐々に試合の流れはナダルに傾き、2時間27分でストレート負けを喫した。

得意のビッグサーブを攻略されたアンダーソンは「ラファはとても難しい試合をしてきた。とても多くのサービスをリターンしてきた。リターンのポジションも変化をつけていた。今のテニス界で、最高のディフェンスをする選手の1人。」

「いつもはサービスでもっとフリーポイントが取れるもの。そして良いサービスから、次のポイントで決められるのも大切なこと。しかしそれが思ったほどさせてもらえなかった。彼は自分のサービスのコースを良く読んでいたから、サービスゲームでは苦戦を強いられた」と王者を称えた。

四大大会初優勝とはならなかったが、11日発表の世界ランキングでは15位に浮上することが決まっている。このことについては「その目標はしばらく前に掲げていたもの。この夏はとても良い状態になっている。必要なことが自分でしっかり出来ていると感じている時は、ランキングもついてくるもの。ランキングの上昇を見るのは、とても誇らしく感じる」と手応えを得ていた。

また、今大会の準優勝で射程圏内に入ってきた最終戦出場についても「そうなったら最高。この夏は良い結果を出せていた。他にもそれを狙っている選手はいる。だから、これから先が大切。数年前にあと少しで到達できなかった。だからこれからの残りのシーズンへ向けては、最終戦への出場は最大の目標になるだろう」と意気込んだ。

ナダルが今大会を制したことで、今シーズンのグランドスラムはナダルとR・フェデラー(スイス)の2人が独占する形で幕を下ろした。

31歳のアンダーソンは「ラファは素晴らしいファイターで、どのポイントも簡単には取らせてくれない。ロジャー(フェデラー)も試合の主導権を握らせてくれない。明らかに来年はおもしろいシーズンになるだろう」と男子テニス界を牽引する2選手を絶賛した。






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