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決勝で親友対決「特別な瞬間」

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は9日、女子シングルス決勝が行われ、同胞のS・スティーブンス(アメリカ)に敗れるも準優勝を飾った第15シードのM・キーズ(アメリカ)は、試合後の会見で「グランドスラムでの初めての体験を、同じ経験をしている親友と共有できたのは本当に特別な瞬間だった」と、コメントした。

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「今日はベストのテニスはできなかった。それにはとても落胆している。2回目の手術のために飛行機に乗っている時、シーズンの終わりにグランドスラムで準優勝すると言われたらきっと嬉しく思ったでしょう。一番学んだのは、自分がファイターなんだということ。何日か経ったらとても嬉しくなると思うけど、今はまだ落胆の気持ち」

この日、第1セットを30分で落とした世界ランク16位のキーズは、その後もスティーブンスに傾いた流れを自身に引き戻すことが出来ず、1時間1分で敗れた。

試合後、キーズは「グランドスラムの最後にきて、誰が相手だろうと肉体的に何かを感じていた。当然、緊張も今日のプレーに影響したはず。グランドスラムの決勝の舞台に上手く対応できなかったんだと思う」と、振り返っていた。

昨年11月に左手首の関節鏡手術を受け、一時ツアーを離脱したキーズは、今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTAプレミア)で復帰。早期敗退が続いていたが、8月のバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、ハード、WTAプレミア)で今季初優勝を飾り、今大会へ挑んだ。

そして、対戦したスティーブンスもまた、怪我に苦しんだシーズンを送っており、左足の手術を受けて今年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で約11カ月ぶりにツアー復帰を果たしていた。

同胞で親友でもある両者は、試合が終わった後に長い間ハグをしながら互いに言葉を送っていた。会場からは、両者を称えるように大きな拍手と歓声が送られた。

「お互いとても長い間知り合いだし、お互い色んなことを乗り越えてきたから、あの瞬間を共有していた」

今大会の女子シングルスでは、キーズ、スティーブンス、V・ウィリアムズ(アメリカ)C・バンデウェイ(アメリカ)のアメリカ勢4選手がベスト4を独占。これは、オープン化以降1981年以来36年ぶりの快挙となった。

これに対し、キーズは「アメリカ女子テニスは今、とても良い状態にいると思う。ヴィーナスとS・ウィリアムズ(アメリカ)はそのリーダーになっている。ココ(バンデウェイ)も最高の2週間を送った。彼女にもたくさんの良い未来が待っているはず」と、アメリカ女子の今後についてコメントしていた。






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