テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、第15シードの
M・キーズ(アメリカ)が予選勝者の
K・カネピ(エストニア)を6-3, 6-3のストレートで下し、初のベスト4進出。全米オープンの女子シングルスではオープン化以降、1981年以来36年ぶりにアメリカ勢が4強独占の快挙となった。
>>フェデラーvsデルポ 1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<この試合、第1セットを先取したキーズは、第2セットの第1ゲームでブレークに成功。その後も地元の声援の期待に応えるプレーでリードを守り勝利した。
準決勝では、第20シードの
C・バンデウェイ(アメリカ)と対戦する。バンデウェイは準々決勝で第1シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を破っての勝ち上がり。
22歳のキーズは、これまでのツアー3大会で優勝。四大大会は2015年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で
V・ウィリアムズ(アメリカ)らを破ってベスト4へ進出した。
前日の準々決勝ではヴィーナスと
S・スティーブンス(アメリカ)も準決勝へ駒を進めている。
一方、敗れた32歳のカネピは2012年に世界ランキングで自己最高の15位を記録したが、以降は病気や怪我に苦しみ、一時は引退を考える程まで追い込まれた。
しかし、復帰を果たしたカネピは今大会、予選3戦を勝ち抜いて本戦入りを果たし、
大坂なおみらを次々と破って8強へ駒を進めていた。
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