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世界900位台からの復活劇

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク83位のS・スティーブンス(アメリカ)が第16シードのA・セバストバ(ラトビア)を6-3, 3-6, 7-6 (7-4)のフルセットで下し、初のベスト4進出を果たした。試合後の会見では「信じられない雰囲気だった」と喜びを語った。

>>全米OP対戦表<<

「当然、アメリカ人としてグランドスラムで観客を味方にして戦うのは素晴らしいこと。テニスをプレーしていて、それ以上のことはないと思っている」

現在24歳のスティーブンスは2013年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でS・ウィリアムズ(アメリカ)らを破り四大大会初のベスト4進出。同年には世界ランキングで11位を記録し、2015年のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)ではツアー初優勝を飾った。

しかし、その後は足のけがで一時ツアーから離脱。今年7月末の世界ランキングは957位だった。

そして、今年6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で復帰し、8月のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、WTAプレミア5)とW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTAプレミア5)でベスト4へ進出する活躍を見せた。

「すごい驚き。ウィンブルドンで復帰した時、ここでの準決勝や、3大会連続のベスト4進出だと言われたら、きっとその人たちへクレイジーと言っていたと思う。こうして良いプレーができていることを本当に嬉しく思うし、足に痛みもなく体調を保てていることにも喜びを感じている」

「けがをしたことでテニスや人生に対して、新しい見方ができるようになった。生活のためにテニスをしていて、それを楽しんでいる。そして、素晴らしい時間を過ごしている」

この日、スティーブンスはファイナルセットで先にブレークを許す苦しい展開から追いつき、タイブレークでは最後バックハンドのダウン・ザ・ラインを決めて2時間28分で勝利を手にした。

「我慢していれば、きっとチャンスがくると思っていたし、ただ戦い続けていた。あまり多くを考えてはいなかった。どのポイントも戦い続けただけ」

準決勝では第9シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。ヴィーナスは準々決勝で第13シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)をフルセットで下しての勝ち上がり。

「ヴィーナスは私たちのリーダーだと思っている。誰もが彼女(ヴィーナス)を尊敬している。素晴らしい選手だし、素晴らしい人間。そして素晴らしいリーダー。フェドカップで彼女と同じようにチームになっても、誰も彼女のことを悪く言う人はいなかった。同じ時代にプレーできて、とても光栄。そして彼女がまだ現役を続けてくれてとても嬉しい」






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