テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク1位で第1シードの
A・ケルバー(ドイツ)が同70位の
S・ロジャース(アメリカ)に苦戦を強いられるも4-6, 7-6 (7-2), 6-4の逆転で下し、2年連続4度目のベスト16進出を果たした。
>>ウィンブルドン対戦表<<女王ケルバーはこの日、1度もブレーク出来ずに第1セットを落とすと、続く第2セットでもロジャースに先にブレークを許す一方的な展開に。しかし、第8ゲームでブレークバックに成功し、タイブレークを制すと徐々に流れを掴み始め、最後は世界ランク1位の力を発揮して2時間16分で勝利を手にした。
勝利が決まった瞬間、ケルバーは両手でガッツポーズをして「カモーン!」と喜びを爆発させた。
4回戦では、第14シードの
G・ムグルサ(スペイン)と対戦する。
世界ランク1位のケルバーは、昨年のウィンブルドンでは決勝で
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れるも準優勝を果たした。今年は大会初優勝を狙う。


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