テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、女子シングルス3回戦が行われ、3年連続のベスト16進出を果たした第10シードの元女王
V・ウィリアムズ(アメリカ)は試合後の会見で、対戦した19歳の
大坂なおみを「彼女は今日、信じられないようなプレーをしていた。勝ってもおかしくないようなテニスだった」と絶賛した。
>>ウィンブルドン対戦表<<この日、ヴィーナスは初対戦の大坂と接戦を繰り広げ、第1セットをタイブレークの末に先取。続く第2セットでも先にブレークを奪うと、その後は大坂の反撃を許さず、7-6 (7-3), 6-3のストレートで勝利した。試合時間は1時間25分。
「彼女(大坂)は素晴らしいテニスをしていて、ラッキーもあった。第2セットも1つか2つブレークしようと努めていた。2つは出来なかったけど、幸いなことに1つで十分だった」
現在37歳のヴィーナスと19歳の大坂、年の差18歳の対戦を「とても面白い」と話したヴィーナス。続けて「でも、コートへ出るとお互い年齢のことは考えていないはず。ただ、どうやって勝つかだけを考えている」と語った。
また、大坂がウィリアムズ姉妹を手本にテニスをしてきたことを伝えると「彼女がセリーナから影響を受けていると聞くのはとても嬉しいことだし、そこから自分のテニスを作り上げている。そう聞いてとても嬉しい」と心境を明かした。
最後に、大坂へアドバイスがあるか問われると「彼女は私からのアドバイスなど必要ないと思う。今日のプレーを見ても彼女はとても良いと思う。良く戦っていた」と、絶賛していた。
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