- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

新女王ケルバー 土居戦「特別」

アンジェリーク・ケルバー
全米初優勝のケルバー
画像提供: tennis365.net
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は、10日に行われた女子シングルス決勝戦で、第2シードのA・ケルバー(ドイツ)が第10シードのKa・プリスコバ(チェコ共和国)を6-3, 4-6, 6-4のフルセットで下し、大会初優勝と四大大会2度目のタイトル獲得を果たした。

12日発表の世界ランキングで世界1位に上り詰めることが決まっていたケルバーは、決勝戦へ向けての選手紹介で「もうすぐ世界ランク1位になる」と紹介されていた。

「まだちょっと不思議な気分」と優勝を決めた直後、新女王になった気持ちをトロフィーと共に語った。

1月に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で自身初の四大大会初優勝を飾ったケルバーは、この全米オープンで女王の称号に値する選手になったと実感し始めた。

2011年の全米オープンで世界ランク92位だったケルバーは、当時四大大会で3回戦の壁を超えたことがなかった。そのシーズンでは、5大会連続の初戦敗退を喫するなど、10大会で初戦で姿を消していた。それには、それまでの3回の四大大会も含まれている。

「あの時はただ自分に、何試合か勝てれば、来年の全豪オープンの本戦にストレートで入れるはずと言っていただけだった」と当時を振り返った。

「だんだん成長していった。そして、今はこうしてチャンピオンになっている」と満面の笑みで語った。

しかし、その後の5年間は順調と言えるものではなかった。2012年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で2度目の準決勝進出を果たしたが、その後は今年の全豪オープンまで大きな活躍を見せることは出来ていなかった。

全豪オープンでの勝ち上がりも奇跡的なものだった。1回戦では、当時世界ランク64位の土居美咲(日本)にマッチポイントを握られ、初戦敗退が目前だった。

「あれから今年の全てが始まった。あの試合は、本当に特別な試合だった」と土居との一戦を思い出していた。

そして決勝戦ではS・ウィリアムズ(アメリカ)を下し、四大大会初優勝を飾った。しかし、ケルバーは四大大会チャンピオンという立場を最初は上手く対処することが出来ずにいた。続いて臨んだ全仏オープン(フランス/パリ、クレー、グランドスラム)では、プレッシャーから世界ランク58位のK・ベルテンス(オランダ)に初戦で敗れた。

「多くのプレッシャーを感じていた。その後は、大丈夫、これからは楽しもうと自分へ言い聞かせた。そして、誰もが言っていたように、どんな大会でも優勝出来るはずという期待やプレッシャーなしにコートへ向かえるようになった」と気持ちの変化を明かした。

その後のウィンブルドンでは再び決勝へ勝ち進んだが、セリーナにリベンジを許す結果となった。

先月のリオデジャネイロ・オリンピックでは決勝戦でM・プイグ(プエルトリコ)に敗れ銀メダルに終わり、続くW&Sオープンの決勝戦では勝てば世界ランク1位が決まる試合だったが、プリスコバに敗れて準優勝。

迎えた全米オープンの2週間で、ケルバーはセリーナと入れ替わり世界ランク1位になる可能性への質問には耳を傾けることを避けて試合へ臨んでいた。

結果的にプリスコバが準決勝でセリーナを下したことで、ケルバーが12日発表の最新の世界ランクで1位に上り詰めることが決定していた。

10日に行われた決勝戦でケルバーは、今年の全豪オープンやウィンブルドンの決勝戦で経験したものとは違い、落ち着いた気持ちでコートへ向かっていた。決勝戦で勝とうが負けようが、1位になるという事実を認識することで自信が沸いてきており、試合にはただコートに立って戦うのみだという想いでぶつかっていったと説明。

ケルバーは、自身が10代の頃にグランドスラムで優勝したり世界ランク1位になるためには、大きな欠点があったと振り返った。

「フィットネスが最悪だった」と笑いながら答えていた。

フルセットの試合では、フェードアウトしていた。暑さにも耐えられず、コートで動くことも出来なくなっていた。

10日の決勝戦のケルバーからは、そんな姿は想像出来なかった。暑苦しく蒸し暑い中でのファイナルセットでは、どんなボールにも食らいつき、元気な姿を見せた。

「あれから10年の月日が流れ、フィットネスは最高になり、永遠にコートで走り回れるようになった」と今の成功の鍵を明かしていた。

(STATS - AP)






■関連ニュース■ 

・新女王ケルバー 全米OP初V
・セリーナ 世界1位から転落
・大坂 なおみ 自己最高位記録
(2016年9月13日6時12分)

その他のニュース

6月8日

死闘制し全仏OP優勝「やり遂げた」 (5時59分)

世界1位 準Vに涙「本当に辛い」 (2時25分)

3年前のリベンジ果たしV「嬉しい」 (2時00分)

21歳ガウフ 逆転勝ちで全仏OP初V (1時07分)

6月7日

【1ポイント速報】サバレンカvsガウフ (22時34分)

小田凱人「10連覇目指す」 (22時31分)

小田凱人 全仏OP3連覇達成 (21時51分)

【1ポイント速報】車いすテニス男女決勝 (20時05分)

上地結衣 全仏OP単複制覇「嬉しい」 (19時56分)

上地結衣 全仏OP優勝、四大大会10度目V (19時24分)

田畑遼 全仏Jr決勝進出ならず (11時47分)

大坂なおみ 9日開幕芝大会を欠場 (9時16分)

アルカラス戦「楽しいし楽しくない笑」 (8時25分)

敗退ジョコビッチ「最後かも」 (7時30分)

ジョコ 全仏OP決勝進出ならず (5時32分)

シナー、ジョコ破り全仏OP決勝へ (5時29分)

【1ポイント速報】全仏OP男子シングルス準決勝 (0時50分)

アルカラス 全仏OP2連覇に王手 (0時23分)

6月6日

穂積絵莉ペア 全仏OP準決勝敗退 (23時32分)

上地結衣 激闘制し全仏OP決勝進出 (22時44分)

【1ポイント速報】穂積絵莉ペア 全仏OP準決勝 (22時16分)

ジャパンOP 一部無観客開催に波紋 (21時24分)

小田凱人 全仏OP3連覇に王手 (20時07分)

【1ポイント速報】小田凱人vsデ ラ プエンテ (19時30分)

世界1位「決勝のような気持ちだった」 (8時43分)

田畑遼 四大大会ジュニア初の4強 (7時12分)

完勝で3年ぶり全仏OP決勝進出 (2時09分)

【1ポイント速報】全仏OP女子シングルス準決勝 (1時00分)

”全仏OP女王”敗退 4連覇ならず (0時41分)

世界1位 全仏OP女王撃破し初V王手 (0時32分)

6月5日

四大大会混合複で2度目V (22時03分)

小田凱人 全仏OP4強、3連覇へあと2勝 (19時54分)

上地結衣 2年ぶり全仏OP4強 (19時17分)

【1ポイント速報】小田凱人vsカベルサスチ (18時00分)

田畑遼 第4シード下し全仏Jr8強 (12時04分)

ジョコビッチは「過小評価されてる」 (9時43分)

ジョコ「僕は四大大会で力を発揮する」 (8時37分)

ジョコ 全仏OP4強、世界1位と激突へ (6時52分)

【1ポイント速報】全仏OP男子シングルス準々決勝 (6時00分)

高額賞金 世界361位が全仏OP4強で獲得 (5時32分)

シナー 曲者圧倒し全仏OP4強 (1時09分)

【動画】世界1位撃破し全仏OP初制覇!21歳ガウフ 優勝の瞬間! (0時00分)

【動画】小田凱人 全仏OP3連覇達成!歓喜の瞬間! (0時00分)

【動画】シナーがジョコビッチ破り全仏OP初の決勝進出!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!