男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間17日(現地16日)、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)が予選勝者で世界ランク136位の
T・アトマン(フランス)を7-6 (7-4), 6-2のストレートで下し2年連続2度目の決勝進出を果たすとともに、大会2連覇に王手をかけた。
>>アルカラスvsズベレフ 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラスら シンシナティOP組合せ<<>>【賞金】シナー 決勝進出でいくら稼いだ?<<世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは5年連続5度目。昨年大会では優勝を飾っている。
今大会は初戦の2回戦で予選勝者で世界ランク144位の
D・ガラン(コロンビア)、3回戦で第30シードの
G・ディアロ(カナダ)、4回戦で予選勝者で同89位の
A・マナリノ(フランス)、準々決勝で第23シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を下し4強入りを決めた。
この日24歳の誕生日を迎えたシナーは準決勝の第1セット、安定したプレーで相手にブレークを与えずキープを続ける。しかし、リターンゲームではアトマンのサービスを崩すことができず、このセットはタイブレークに突入。このタイブレークでシナーは2度のミニブレークを果たし先行する。
続く第2セット、シナーはこのセットもサービスゲームでブレークポイントを1度も与えず、リターンゲームでは相手のサービスを捉え2度のブレークに成功。1時間26分で決勝進出を果たした。
シナーはこれで2000年以降に生まれた選手として初となるツアーレベルのハードコートで200勝を達成。さらに、ハードコートでの連勝も26に伸ばした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載している。
「本当に本当に厳しいチャレンジだった。全く新しい相手と対戦するのはいつも難しいが、大会の終盤でそのような選手と対戦するのはさらに大変だ。プレッシャーは大きくなるし、相手がそこにいるに値する選手だと分かっているからね。彼(アトマン)はここまで素晴らしい選手たちを次々と倒してきた」
「細心の注意を払わなければならないことは分かっていたし、心構えも万全だった。コートでの状況にうまく対処できたと感じている。第1セットの彼のサーブは信じられないほど素晴らしかった。彼にはとてつもないポテンシャルがあり、この大会でそれを示したと思う」
2014年と2015年に元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)が成し遂げて以来の同大会2連覇に王手をかけたシナーは、決勝で第2シードの
C・アルカラス(スペイン)と第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)の勝者と対戦する。
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