男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は21日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク56位の
P・コールシュライバー(ドイツ)に6-3, 6-4のストレートで勝利し、2年連続のベスト8進出を果たした。
>>錦織vsカチャノフ 1ポイント速報<<>>錦織らゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日、強力なサービスを軸に試合の主導権を握ったズベレフが第8ゲームで先にブレークに成功して第1セットを先取。続く第2セット、第1ゲームで再びコールシュライバーのサービスゲームを破ると、そのままリードを守りきって勝利を手にした。
準々決勝では、第7シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは2回戦で、ワイルドカードで出場の
D・ブラウン(ドイツ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
昨年のゲリー・ウェバー・オープンでは、
R・フェデラー(スイス)らを下して決勝に進出。
F・マイヤー(ドイツ)にフルセットで敗れたが、準優勝を飾っていた。
20歳のズベレフは今シーズン、南フランスオープン(フランス/モンペリエ、ハード、ATP250)、BMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)の3大会でタイトルを獲得。5月には世界ランクで自己最高の10位を記録し、初のトップ10入りを果たした。
しかし、今季グランドスラム2戦目の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では、まさかの初戦敗退を喫した。
一方、2011年大会覇者のコールシュライバーは、2年連続のベスト8進出とはならなかった。


■関連ニュース■
・錦織 驚異のズベレフに太鼓判・錦織 ラケット破壊を語る・錦織 不運、ベルダスコを祝福