テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、昨年覇者で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第6シードの
D・ティーム(オーストリア)に6-7 (5-7), 3-6, 0-6のストレートで敗れ、7年連続のベスト4進出とはならなかった。
>>錦織vsマレー 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この試合、序盤からティームの強打に苦しんだジョコビッチは、第3ゲームで先にブレークを許す。互いに2度ずつブレークして迎えた第10ゲームでは、2本のセットポイントを握るも活かせず、タイブレークを落として第1セットを先取される。
ティームに1ブレークを守られて第2セットを落としたジョコビッチは、第3セットでも反撃の糸口を見出すことが出来ず、ストレートで敗れた。
過去の全仏オープンでは、4度決勝に進出。昨年は、決勝で
A・マレー(英国)を下して大会初優勝を飾り、史上8人目の生涯グランドスラムを達成した。
今季グランドスラム初戦の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では、2回戦で
D・イストミン(ウズベキスタン)に敗れる大波乱に見舞われた。その後、早期敗退が続いていたが、前哨戦のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では準優勝を飾っていた。
一方、2年連続のベスト4進出を果たした23歳のティームは準決勝で、第4シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは、準々決勝で対戦した第20シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)の途中棄権により、ベスト4進出を果たしている。


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