テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、2日間にわたる激闘を制して3年連続4度目のベスト16進出を果たした第8シードの
錦織圭が、試合後の会見で「昨日は雨が降っていなかったら100パーセント負けていたので、運を使いながら気持ちを切り替えてプレー出来た」とコメントした。
>>錦織vsベルダスコ1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<前日は雨の悪天候により中断し、4日へ順延。3日は流れがチャンへ傾きかける中の順延だったことについて、錦織は「雨が降ってくれたので、メンタル的に回復する時間があった。今日はなるべく気持ちを切り替えた」と述べた。
再開後は第4セットを落とすも、ファイナルセットでは鮮やかなウィナーを決めるなどで7-5, 6-4, 6-7 (4-7), 0-6, 6-4のフルセットで制した。
「出だし(第4セット)は取られましたが、守っていても勝てない選手。崩しにかからないと崩せない選手だったので、攻撃的にプレー出来たのが勝因だったと思います」
4回戦では、世界ランク37位の
F・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。ベルダスコは3回戦で第22シードの
P・クエバス(ウルグアイ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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