男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
R・ナダル(スペイン)が第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)との通算50度目の対決を6-2, 6-4のストレートで制し、3年ぶり5度目の優勝に王手をかけた。
>>ナダルvsティエム 1ポイント速報<<>>錦織らBNLイタリア国際対戦表<<>>マドリッドOP対戦表<<この日、第1セットの第1ゲームからブレークに成功したナダルは、ジョコビッチに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開してこのセットを先取。
続く第2セットでも勢いは止まらず、第2ゲームでは長いラリーからナダルがネットへ走り込み、積極的にボレー。ジョコビッチが放ったロブに対してはノールックのバックハンドボレーで決めるなど、観客を魅了した。
その後もジョコビッチの反撃を許さず、1時間38分で勝利し、決勝進出を果たした。
ナダルとジョコビッチの通算50度目の対戦は、オープン化以降で歴代最多の組み合わせ。2位はジョコビッチ対
R・フェデラー(スイス)の45度、3位はフェデラー対ナダルの37度となっている。
決勝では、第8シードのD・ティエムと激突。両者は今回が5度目の対戦で、過去はナダルから3勝1敗。先日のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)決勝でも顔を合わせており、その時はナダルがストレートで勝利した。
■関連ニュース■
・ナダル、ジョコ3年ぶり撃破・ナダル戦で大ブーイング・ナダル戦で疑惑の大誤審