男子テニスで世界ランク5位の
錦織圭は、12月29日に27歳の誕生日を迎えた。2007年にプロへ転向した錦織はプロ10年目となる2017年に、手が届いていないマスターズやグランドスラムの頂を狙う。
27歳になった錦織へ向け、29日に契約先のユニクロ、LIXIL、タグホイヤー、さらに男子プロテニス協会のATPや12月に出場したテニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE presented by Qatar Airways(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(以下、Coca-Cola IPTL)などがSNSで祝福のメッセージを綴っている。
2016年に錦織はメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)で前人未到の4連覇を達成。この優勝はオープン化以降、同一大会で4連覇を果たした7人目の快挙となった。
さらにリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、 ハード)で日本勢96年ぶりの銅メダルを獲得する偉業を成し遂げた。
しかし、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)とロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)では決勝へ進出したが、ともに
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて準優勝に甘んじた。
グランドスラムは全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で2年ぶり2度目のベスト4へ進出するも、準決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に逆転負けを喫した。
2016年の目標にマスターズとグランドスラムの優勝と掲げていたが、栄冠を手にすることは出来なかった錦織は、12月4日の会見で「今年は2回、(マスターズの)決勝までいけた。グランドスラムだったりマスターズで、いい結果を残せるように頑張ります」と2017年の目標を述べた。
錦織の2017年はブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)からスタートする。
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