テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE presented by Qatar Airways(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(以下、Coca-Cola IPTL)は2日、元世界ランク1位の
M・サフィン(ロシア)が試合後の会見で、世界ランク5位の
錦織圭の今後について「チャンスを逃さず、取りきることが重要だと思う」とコメントした。
>>IPTL独自ルール<<>>IPTL対戦カード<<>>錦織らジャパン・ウォリアーズ<<この日、サフィンは第3試合のレジェンドシングルスに登場したが
M・フィリプーシス(オーストラリア)に3-6で敗れ「相手(フィリプーシス)のセカンドサービスでリズムが合わなかった。最後の方は調子が良かったから、どちらに転んでもおかしくなかった」と振り返った。
2年連続でジャパン・ウォリアーズに所属のサフィンは、第1試合の女子シングルスで
奈良くるみが
K・フリッペンス(ベルギー)に2-6で敗れたことについて「少しナーバスになっていたと思う。明日からはリラックスして、いいプレーができると思う」と期待を寄せた。
さらに大会2日目から登場の錦織には「毎年強くなっているから、力になってくれると思う」とサフィン。
インディアン・エーシーズに17-30で敗れたジャパン・ウォリアーズは、3日に
M・ヒンギス(スイス)や
G・イバニセビッチ(クロアチア)らのUAEロイヤルズと対戦する。
また、サフィンは錦織について「(グランドスラムで)チャンスはあると思う。錦織が気を付けなければいけないのは、チャンスがあった時に取りきること。
S・ワウリンカ(スイス)を見ると、間違いなくチャンスを取りきっている。錦織には、それが必要だと思う」と述べた。
続けて「彼は必ずグランドスラムを獲れるものを持っているけど、自分が獲れると信じきれていないと感じる」と2000年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)と2005年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を制した元王者のサフィンはアドバイスをした。
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