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フェデラー撃破 「幸運だった」

男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、第3シードのD・ティエムが第1シードのR・フェデラー(スイス)を3-6, 7-6 (9-7), 6-4の逆転で下し、今季5度目の決勝進出を決めた。

第1セットをフェデラーに先取されたティエムだったが、第2セットではゲームカウント5ー0とリードしていた。しかし、そこからフェデラーが5ゲーム連取する反撃に出て、タイブレークへともつれた。

そのタイブレークでは、フェデラーは最初に握ったマッチポイントでスマッシュをネットにかけるミスを犯し、2度目のマッチポイントでは、セカンドサービスながらサーブ&ボレーを試みたが強烈なリターンを浴びて取りきれなかった。そしてティエムは、握ったセットポイントをスマッシュで決めると勝敗の行方はファイナルセットへと持ち込まれた。

ファイナルセットではフェデラーから1度のブレークを奪い、1時間57分で勝利をものにしたティエムは「信じられないくらい緊張していた。タイブレークではラッキーなことが起きていた。芝のコートでの最強の選手を下すには、幸運が必要なもの。」とティエムは試合を振り返った。

ティエムは先月行われたイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)の3回戦でもフェデラーを下していたが、フェデラーはその後腰の怪我のために約1カ月のツアー離脱を強いられていた。その時の試合はレッドクレーでの対戦だったが、今回はフェデラーが得意とする芝での勝利となった。

「芝で彼(フェデラー)を下したことが信じられない。」と語るティエムは、レッドクレーを得意とし芝での経験は浅い。フェデラーは芝で行われるウィンブルドンでは史上最多の7度の優勝を誇っている。

ティエムは握った2度目のマッチポイントで、フェデラーのバックハンドがアウトになり勝利が決まった。この日の試合は、2度に渡り雨のために中断を挟んで行われた。いずれも30分ほどの中断だった。2度目の中断は、第3セットでティエムがフェデラーから唯一のブレークを奪い、ゲームカウント4ー3とリードしたところでのことだった。

フェデラーは今シーズンは未だタイトル獲得に至っていない。1月に行われた全豪オープンの準決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたフェデラーは、その直後に不注意から膝を痛め手術を受けることになり、今季2度目のグランドスラムである全仏オープンでは腰の怪我で欠場を余儀なくされていた。現在フェデラーは、世界ランク3位にいる。

22歳のティエムは今季既に3大会で優勝を飾り、全仏オープンでは自身初となるグランドスラムでの準決勝進出を果たした。今週発表の世界ランクで7位へと浮上し、自身初の初めてのトップ10入り。最も注目されている伸び盛りの選手である。

ティエムは決勝戦で、主催者推薦のJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を6-3, 6-4のストレートで退けた第7シードのP・コールシュライバー(ドイツ)と顔を合わせる。

一方のフェデラーは、来週行われるゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)に出場し、大会4連覇と同時に最多優勝記録を更新する9度目の優勝を目指す。

(STATS - AP)






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(2016年6月12日11時16分)

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