テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会13日目の3日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードの
A・マレー(英国)がそれぞれ決勝進出を決めた。
>>全仏オープン対戦表<<ジョコビッチは22歳の成長株、第13シードのD・ティエムと対戦。トータルポイントで30ポイントの差をつける完勝で全仏オープン4度目の決勝進出。初優勝と生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)達成に王手をかけた。
過去の全仏オープンでは2012年と2014年は
R・ナダル(スペイン)に、昨年は
S・ワウリンカ(スイス)に敗れて生涯グランドスラム達成を阻まれた。
もう一方の準決勝では、マレーが第3シードのワウリンカを下して全仏オープン初の決勝進出。ジョコビッチ対マレーは1月の全豪オープンと同じカードとなった。
両者は今回が34度目の対戦で、過去の対戦成績はジョコビッチから23勝10敗。しかし、直近の対戦となる5月のBNLイタリア国際ではマレーがストレートで勝利している。
【ジョコビッチ 過去の全仏OP決勝戦】
<2015年>
N・ジョコビッチ 6-4, 4-6, 3-6, 4-6 S・ワウリンカ
<2014年>
N・ジョコビッチ 6-3, 5-7, 2-6, 4-6 R・ナダル
<2012年>
N・ジョコビッチ 4-6, 3-6, 6-2, 5-7 R・ナダル
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