テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は16日、男子シングルス2回戦が行われ、第5シードの
D・メドベージェフが予選勝者で世界ランク121位の
L・ティエン(アメリカ)に3-6, 6-7 (4-7), 7-6 (10-8), 6-1, 6-7 (7-10)のフルセットで屈し2回戦敗退となる波乱が起きた。
>>【動画】19歳ティエン 世界5位メドベージェフ撃破の大金星!勝利の瞬間!<<>>大坂 なおみvsベンチッチ 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラス、ジョコビッチら全豪オープン組合せ<<28歳で世界ランク5位のメドベージェフが同大会に出場するのは9年連続9度目。過去3度の準優勝を果たしている。
悲願の優勝を目指した今大会は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク418位のK・サムレジ(タイ)に苦戦しながらもフルセットで勝利し2回戦に駒を進めた。
2回戦は19歳のティエンとの顔合わせに。左利きのティエンは昨年の20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)の準優勝者で、アメリカ期待の若手選手。
2回戦の第1セット、メドベージェフは第3ゲームで先にブレークを奪うも、第5ゲームからティエンに5ゲームを連取され先行される。
続く第2セットは、両者サービスキープに苦しみ4度ずつブレークを奪い合ってタイブレークへ。このタイブレークでメドベージェフはフットフォルトによるダブルフォルトを犯すなどしてティエンに先にセットポイントを握られると、最後はパッシングショットを決められ2セットダウンと追い込まれる。
第3セット、メドベージェフは両者1度ずつブレークを奪い合い迎えたタイブレークでティエンに1本のマッチポイントを握られるもこれをしのぎ、3度目のセットポイントをものにして1セットを返す。
第4セット、勢いに乗ったメドベージェフは開始から一気に5ゲームを連取し、このセットも奪って2セットオールに追いつく。
ファイナルセット、両者1度ずつブレークを奪い合うと、第11ゲームでメドベージェフはこのセット2度目のブレークを奪い、第12ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。しかし第12ゲーム、メドベージェフはティエンに鋭いショットを次々と決められブレークバックを許すと、最後は10ポイントマッチのタイブレークを落とし、4時間49分の死闘の末にティエンに金星を献上した。試合終了時刻は日付を回り、現地17日の深夜2時54分となった。
勝利したティエンは3回戦で世界ランク69位の
C・ムーテ(フランス)と対戦する。ムーテは2回戦で予選勝者で同146位の
M・クルーガー(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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