テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、女子シングルス3回戦が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク128位の
E・リス(ドイツ)が同82位の
J・クリスティアン(ルーマニア)を4-6, 6-3, 6-3の逆転で下し、自身初となる四大大会16強入りを果たした。試合後の会見でリスは「時には第2のチャンスが必要」と語った。
>>シフィオンテク、サバレンカら 全豪OP組合せ<<23歳のリスが同大会の本戦に出場するのは2年ぶり2度目。今大会は予選決勝で世界ランク195位のD・アイアワ(オーストラリア)に敗れたものの、ラッキールーザーとして本戦入りを果たし、1回戦で予選勝者で同101位の
K・ビレル(オーストラリア)、2回戦で同69位の
V・グラチェワ(フランス)を下して3回戦へ駒を進めた。
26歳のクリスティアンとの顔合わせとなったこの試合、第1セットでリスは2度のブレークを許し先行されたものの、第2セットでは2度ブレークを奪い1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセットでリスはサービス時に高いポイント獲得率を維持し、1度もブレークポイントを与えることなくキープを重ね、リターンゲームでは2度のブレークに成功。2時間25分の接戦を制し、自身初のグランドスラム4回戦進出を果たした。
試合後の会見でリスは「ラッキールーザーという立場が助けになった」と明かした。
「トップ100に近づくにつれて自分にプレッシャーをかけ過ぎていた。でも考え過ぎるとうまくいかないから、今はただ楽しくプレーするようにしているの。ラッキールーザーという立場は確実に助けになっているし、時には第2のチャンスが必要だということを感じている」
勝利したリスは4回戦で第2シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは3回戦で世界ランク61位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。
なお同日には第6シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)や第8シードの
E・ナバロ(アメリカ)、第9シードの
D・カサトキナらが16強入りを決めた。
[PR]全豪オープンテニス1/12(日)~1/26(日) WOWOWで連日生中継!
WOWOWオンデマンドでは全コート・全試合ライブ配信!■WOWOWオンデマンドはこちら>【最大50%OFF】テニスウエア&シューズ■ディアドラ SALE開催中>
■関連ニュース
・錦織 圭「あの2人はレベル違う」・ジョコとアルカラス 準々決勝で対戦か・錦織 圭 全豪OP初戦は世界106位に決定■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング