男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は15日、シングルス3回戦が行われ、マスターズ初優勝を狙う第5シードの
錦織圭が第30シードの
S・ジョンソン(アメリカ)を7-6 (8-6), 7-6 (7-5)のストレートで下し、2年連続のベスト16進出を果たした。
>>BNPパリバ・オープン対戦表<<この試合、錦織はジョンソンの強烈なフォアハンドとバックハンドのスライスによる緩急あるテニスに苦戦し、先にブレークを許してゲームカウント0-3とされる。その後は第9ゲームでブレークバックしてタイブレークへ持ち込み、ジョンソンにセットポイントを握られるも、粘る錦織がピンチをしのいで第1セットを先取する。
第2セットは第8ゲームで凡ミスを重ねる隙をついた錦織がブレークに成功、続く第9ゲームではサービング・フォー・ザ・マッチを逃すも、2度目のタイブレークを制して4回戦進出を決めた。
今回の勝利で錦織は対ジョンソン戦を4連勝とした。
4回戦では第9シードの
J・イズナー(アメリカ)と
A・マンナリノ(フランス)の勝者と対戦する。
上位シード勢が勝ち進むと、錦織は準々決勝で第4シードの
R・ナダル(スペイン)と顔を合わせる組合せ。4回戦で対戦する可能性があった第19シードの
B・ペール(フランス)は初戦で姿を消している。
過去のBNPパリバ・オープン男子では昨年のベスト16進出が自己最高の成績で、その時は4回戦で
F・ロペス(スペイン)にストレートで敗れた。また、2014年のムチュア・マドリッド・マスターズではナダルとの決勝へ進出しするも途中棄権をした。
今シーズンは1月の全豪オープンで2年連続3度目のベスト8進出、2月のメンフィス・オープンでは大会史上初の4連覇を達成。
さらに国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対イギリスでは、1勝2敗の崖っぷちで迎えた最終日のシングルスで
A・マレー(英国)と4時間54分の激戦を繰り広げるも最後は押し切られ、日本の初戦突破とはならなかった。
また、今大会の模様は、スポーツチャンネルGAORA SPORTSで放送することが決定している。
>>GAORAの番組ホームページ公式サイトはこちら<<
■関連ニュース■
・断トツ1位 錦織vsフェデラー・本音「錦織と戦わなくて済む」・ジョコ 錦織は「過去最高」