男子テニスの9日付ATP世界ランキングが発表され、
R・ナダル(スペイン)が200ポイントを失った
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を抜き、今年の5月以来 約半年ぶりとなるトップ5入りを果たした。
男子テニス界の四天王(BIG4)は現在世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)、同2位の
A・マレー(英国)、同3位の
R・フェデラー(スイス)、そしてナダル。
キャリア通算67度のタイトルを獲得している元王者のナダルだが今季不調が続き、10年間守り続けたトップ5からの転落、その後6月には10位まで落としてしまう。
さらに2004年以来11年ぶりのグランドスラム無冠、マスターズ大会でも優勝出来ないシーズンを送った。
しかし全米オープン3回戦で敗れて以降は徐々に調子を上げ、チャイナオープンで準優勝、上海マスターズでベスト4、スイス・インドアでは準優勝と順調にポイントを積み重ね、2週連続で世界ランキングを上昇することになった。
今後は11月15日から開幕するATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)に出場する予定。昨年は虫垂炎で欠場しているため、2年ぶりの出場となる。
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