男子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は9月30日、第8シードの
D・メドベージェフと世界ランク52位の
L・ティエン(アメリカ)のシングルス準決勝が行われたが、メドベージェフは7-5, 5-7, 0-4の時点で負傷により途中棄権し準決勝敗退となった。この試合で足を引きずるメドベージェフが主審から「全力を尽くしていない」と警告を受ける場面があった。
>>【動画】負傷したメドベージェフが「全力尽くしてない」と警告を受けた場面<<29歳で世界ランク18位のメドベージェフが同大会に出場するのは3年連続3度目。最高成績は2023年の準優勝となっている。
今大会は1回戦で世界ランク34位の
C・ノリー(イギリス)、2回戦で同20位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、準々決勝で第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を下し4強入りした。
19歳のティエンとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、メドベージェフは序盤に2度のブレークを許したが、その後3度のブレークを果たし先行する。
しかし第2セット、両者2度ずつブレークを奪い合い迎えた第11ゲームで、メドベージェフは3度目のブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
するとファイナルセット、痙攣のような症状で足を引きずりボールを追うことができないメドベージェフは第2ゲームで主審から「全力を尽くしていない」と警告を受ける。これに対しメドベージェフは抗議をしたが判定は変わらず、そのまま試合は続行された。
しかし、0-4となった時点でメドベージェフは棄権を選択し準決勝敗退となった。
なお、ティエンは決勝で第1シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝で第3シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
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