男子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は9月30日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)が第3シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を6-3, 4-6, 6-2のフルセットで下し、3年連続3度目の決勝進出を果たした。
>>西岡 良仁、坂本 怜、シナーら 上海マスターズ組合せ<<24歳で世界ランク2位のシナーが同大会に出場するのは3年連続3度目。2023年には優勝、昨年は準優勝を飾っている。
今大会は1回戦で世界ランク97位の
M・チリッチ(クロアチア)、2回戦で予選勝者で同68位の
T・アトマン(フランス)、準々決勝で同57位の
F・マロジャン(ハンガリー)を下し準決勝に駒を進めた。
26歳で世界ランク8位のデ ミノーとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、シナーは第6ゲームで先にブレークを果たし先行する。
しかし第2セット、シナーはデ ミノーに積極的に攻撃をしかけられると、7度のブレークポイントを握られ1度のブレークを許し、1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、ギアを上げたシナーは第1ゲームと第3ゲームでブレークを奪い2時間20分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載している。
「レベルが非常に高かったと感じた」
「素晴らしいラリーが何度もあり、両者に絶好のチャンスが何度もあった。第2セットはチャンスがあったものの、それを活かすことができなかった。彼(デ ミノー)にもチャンスがあり、非常に互角の試合だった」
「第3セットでは自分のレベルを上げようと努め、早い段階でブレークできたので、自信を深め、その後のサーブをもっと良くすることができた」
勝利したシナーは、決勝で世界ランク52位の
L・ティエン(アメリカ)と対戦する。ティエンは準決勝で第8シードの
D・メドベージェフの途中棄権により決勝進出を果たした。
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