車いすテニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2025(日本/東京、ハード)は28日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
小田凱人が世界ランク32位の髙野頌吾に6-1, 6-0のストレートで完勝し、4年連続4度目の決勝進出を果たすとともに、大会3連覇に王手をかけた。小田は試合後に「いい試合ができたと思っています」と語った。
>>小田凱人ら ジャパンOP組合せ<<19歳で世界ランク1位の小田は今月、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で初優勝を飾るとともに、史上最年少で生涯ゴールデンスラムの偉業を達成した。
その小田が同大会に出場するのは4年連続5度目。2023年と昨年に優勝を飾っている。
3連覇を狙う今大会は1回戦で世界ランク50位の城智哉を下し準決勝に駒を進めた。
22歳の髙野との顔合わせとなった準決勝、小田は第1セットの第1ゲームでいきなりブレークを許したものの、その後は安定したプレーで主導権を握り一気に12ゲームを連取して完勝した。
試合後の会見で小田は準決勝を振り返った。
「髙野選手と久しぶりに試合をして、序盤から結構強いボール打ってきて、これまでのプレースタイルとまた変えてきたなというところもありました。苦戦した部分も昨日(1回戦)と比べたらあったかなという感じだったんですけど、いい感じにスコアもまとまっていい試合ができたと思っています」
また、決勝に向けては「自分のベストをまず出したいなというところが一番ですけど、クオリティの高さみたいなものはみせたいです」と語った。
勝利した小田は決勝で第2シードの荒井大輔と世界ランク36位のM・ユソフ(マレーシア)の勝者と対戦する。
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