男子テニスの10日付ATP世界ランキングが発表され、今年の全仏オープンで4強入りを果たした
JW・ツォンガ(フランス)が前回から12下げ、約4年ぶりのトップ20圏外となる24位と大幅にランクダウンとなった。ツォンガがトップ20位圏外となるのは、2011年5月付での世界ランキング以来のこと。
今年の全仏オープン準々決勝で
錦織圭(日本)を破り、地元でベスト4進出を果たしたツォンガは、ウィンブルドン3回戦で
I・カルロビッチ(クロアチア)に41本ものサービスエースを決められ早期敗退。
その後はデビスカップ準々決勝 フランス対イギリスに祖国を代表して出場するも、
A・マレー(英国)に敗れていた。
10日に開幕する昨年優勝したロジャーズ・カップでは第10シードとして出場し、1回戦で
B・コリッチ(クロアチア)と対戦。順当に勝ち上がると準々決勝で第6シードの
M・チリッチ(クロアチア)、さらに準決勝ではA・マレーと大会連覇には厳しい道のり。
その他の世界ランキングでは、ゼネラル・オープンで4強入りした
D・ティエム(オーストリア)が、自己最高位となる18位に浮上し、トップ20の壁を超えた。
同大会で約15カ月ぶりに優勝した
P・コールシュライバー(ドイツ)は11上げて28位、準優勝の
P・H・マチュー(フランス)は31と大きく上げて78位に浮上した。
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