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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は３日、男子シングルス３回戦が行われ、今年の全仏覇者である第４シードのＳ・ワウリンカ（スイス）が世界ランク４３位のＦ・ベルダスコ（スペイン）に6-4, 6-3, 6-4のストレートで勝利し、２年連続で４回戦進出を決めた。

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試合を通して、ワウリンカはファーストサービスが入った時に８７パーセントの確率でポイントを獲得し、ベルダスコに１度もブレークを許さなかった。トータルで１４本のサービスエースを決めたワウリンカは、１時間５３分で勝利を手にした。

両者は今回４度目の対戦となり、今回の勝利でワウリンカは対ベルダスコ戦を２勝２敗とした。

４回戦では第１６シードのＤ・ゴファン（ベルギー）と対戦する。

世界ランク４位のワウリンカは、昨年の全豪オープン決勝でＲ・ナダル（スペイン）に勝利してグランドスラム初のタイトルを獲得。また、今年の全仏オープンではＲ・フェデラー（スイス）、Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）らを撃破し四大大会２度目の優勝を飾った。

クレーコートシーズンを優勝で締めくくり、勢いに乗ったまま臨んだ芝シーズン。今大会前哨戦であるAEGON選手権に出場したワウリンカであったが、Ｋ・アンダーソン（南アフリカ）にストレート負けを喫し３回戦で姿を消した。

ウィンブルドンでは、昨年のベスト８入りが最高成績。その時は、準々決勝でＲ・フェデラーに敗れている。

【ウィンブルドン 男子シングルス対戦表】

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