29日から開幕するテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)の対戦表が26日に発表され、日本から第5シードの
錦織圭(日本)、
添田豪(日本)、さらに予選3試合を勝ち抜いた
守屋宏紀(日本)と
杉田祐一(日本)の4人が本戦に挑む。この4人は
松岡修造(日本)以来の日本人男子20年ぶりのベスト8を狙う。
>>ウィンブルドン対戦表<<世界ランク5位の錦織は、1回戦で同56位の
S・ボレッリ(イタリア)と対戦する。両者は昨年のウィンブルドン3回戦でも対戦し、その時は錦織がフルセットで勝利している。
過去のウィンブルドンでは昨年のベスト16進出が最高成績。もし錦織が準々決勝へ進出した場合、グランドスラム4大会全てでベスト8進出を果たすことになる。
日本勢2番手の添田豪は、初戦で第17シードの
J・イズナー(アメリカ)と顔を合わせる。
208センチの長身から強烈サービスを放つイズナーは、2010年のウィンブルドンで
N・マウー(フランス)と3日間に及ぶ戦いを制したことでも有名な選手。その時のスコアは6-4, 3-6, 6-7 (7-9), 7-6 (7-3), 70-68で、サービスエースは112本を記録した。
そのイズナーに添田豪がどんな戦いを見せてくれるかに期待がかかる。2012年のウィンブルドンでは2回戦で
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れるも善戦。翌年は予選3試合を勝ち抜いて本戦入り、2回戦で
R・ガスケ(フランス)に敗れた。
一方、ウィンブルドン初の本戦入りを果たしたのが守屋宏紀。1回戦では昨年の全米オープン覇者で第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)に挑戦する。今大会では予選1回戦で
J・ウタ-ガルング(オランダ)、予選2回戦で
伊藤竜馬(日本)との日本対決を制し、予選3回戦ではM・ドナーティ(イタリア)に勝利しての本戦入り。
守屋宏紀と同様に、予選から本戦入りした杉田祐一はA・ワード(英国)、
M・プルジシーズニー(ポーランド)、
D・エヴァンス(英国)を破り、2年連続の本戦出場を決めた。昨年は
F・ロペス(スペイン)に敗れ初戦敗退。今回は1回戦でノーシードの
B・カブチッチ(スロベニア)と対戦する。
また、女子では日本勢から
奈良くるみ(日本)と
土居美咲(日本)が本戦へストレートインしてる。
■関連ニュース■
・錦織より下の世代が脅威・錦織ブロックにジョコら強豪・ナダル 全仏に続く死ブロック
■最新ニュース■
・錦織 全英の対戦相手決まる・ジョコ 会場を沸かせる・フェデラー「優勝したいんだ」