29日から開幕するテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)で、これまで7度の優勝を誇る
R・フェデラー(スイス)は相性が良いウィンブルドンへ向けて自身の想いを語った。
【会場でしか買えない 全英タオル】今年の全仏オープンでベスト8止まりのフェデラーは「これからの数日で、何をしなければならないかもう考えているんだ。なぜなら、ウィンブルドンはシーズンを通しても特に大きな目標になっている大会だからね。そこで最高のプレーをしたいと思っているんだ。」と、特別な想いがある事を明かしていた。
史上最多となる17度のグランドスラム優勝を誇るフェデラーは、ウィンブルドンだけでも7度の優勝を飾っており、これは史上最多タイとなる優勝回数となっている。しかしながら、2012年のウィンブルドン優勝以降、フェデラーはグランドスラムでのタイトル獲得がないのが現状。
今年の8月で34歳になるフェデラー。昨年のウィンブルドン決勝では、
N・ジョコビッチ(セルビア)に接戦の末に敗れていたが、元世界ランク1位の
S・エドバーグ(スウェーデン)をコーチにつけ、攻撃的で積極的にネットへ出るプレーに更なる磨きがかかった今、他のグランドスラムに比べるとウィンブルドンで優勝する可能性が1番高いと考えられている。
ジョコビッチに加えて、2013年のチャンピオンである
A・マレー(英国)も優勝候補にあげられる中「優勝したいんだ。」と語るフェデラー。「今の自分のテニスには好感触を持っている。安定したプレーをしているし、前向きにとらえている。今はそれを維持し続けなければならない。」と自身のテニスについて語っていた。
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