29日から開幕するテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は24日、
R・フェデラー(スイス)と
L・ヒューイット(オーストラリア)の元全英王者同士が現地で練習を開始した。
ウィンブルドンの公式フェイスブックにアップされた写真では、フェデラーとヒューイットがリラックスした様子で調整している。
33歳のフェデラーは2012年のウィンブルドンで優勝して以降、四大大会のタイトル獲得に見放されているため、今大会では歴代最多8度目の優勝、さらに3年ぶりのグランドスラム優勝を狙う。ウィンブルドンの前哨戦であるゲリー・ウェバー・オープンでは大会8度目のタイトルを獲得し、キャリア通算86勝を成し遂げている。
昨年は決勝へ進出するも、
N・ジョコビッチ(セルビア)にフルセットで敗れて準優勝に甘んじた。
一方、34歳のヒューイットは、2002年のウィンブルドン決勝で
D・ナルバンディアン(アルゼンチン)を破り、優勝を飾っている。
近年は怪我などにより結果を残せておらず、今年はツアー6大会にしか出場していない。その中でも米男子クレーコート選手権では
添田豪(日本)、先週のAEGON選手権では
K・アンダーソン(南アフリカ)にそれぞれ1回戦で敗れた。
今大会の第1シードは昨年覇者のジョコビッチ、第2シードはフェデラー、第3シードは
A・マレー(英国)、第4シードは今年の全仏オープンで優勝を飾った
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードは
松岡修造(日本)以来日本人男子20年ぶりのベスト8を狙う
錦織圭(日本)となっている。
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