29日に開幕するテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)のシード順が24日に発表され、大会2度の優勝を誇る
R・ナダル(スペイン)は、シードとして出場した2005年以降(2009年の欠場は除く)で最も低い第10シードとなった。
【会場でしか買えない 全英タオル】2003年に初出場したナダルは2008・2010年に優勝、2006・2007・2011年には準優勝している。2004・2009年は欠場。
今シーズンは思うような結果を残せておらず、マスターズ大会では無冠、全仏オープンでは準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れ大会2敗目を喫した。さらに全仏オープン後に発表された世界ランキングでは2005年以来 約10年ぶりとなる2桁台の10位へ転落。
その後、芝のシーズンに入るとメルセデス・カップで今季2勝目をあげるも、翌週のAEGON選手権では初戦で敗れた。
昨年のウィンブルドンでは4回戦で
N・キリオス(オーストラリア)に敗れて16強止まり。2012年には2回戦で
L・ロソル(チェコ共和国)、2013年は初戦で
S・ダルシス(ベルギー)に敗れる波乱に見舞われた。
今大会の第1シードは昨年覇者のジョコビッチ、第2シードは
R・フェデラー(スイス)、第3シードは
A・マレー(英国)、第4シードは今年の全仏オープンで優勝を飾った
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードは
松岡修造(日本)以来日本人男子20年ぶりのベスト8を狙う
錦織圭(日本)となっている。
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