テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は7日、男子シングルス決勝が行われ、全仏初制覇、生涯グランドスラム達成を狙っていた第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は、第8シード
S・ワウリンカ(スイス)に6-4, 4-6, 3-6, 4-6の逆転を許して準優勝。念願の目標達成を阻まれることとなった。全仏オープンが幕を閉じた7日、ジョコビッチは自身のフェイスブックで現在の心境を綴った。
決勝戦、ジョコビッチは第1セットを先取し、流れはジョコビッチに向いているように思えた。しかし、徐々にペースを掴み始めたワウリンカに対して、ジョコビッチは思うようなプレーをすることが出来なかった。
最後はワウリンカ得意のバックハンドのダウンザラインで決められ、目標であった四大大会制覇を阻まれることとなった。
全仏を終えて、ジョコビッチは「私はまた(全仏に)戻ってくるだろう。私を信じて、応援していただきありがとうございます!」と、来年の全仏に向けての決意とファンに対する感謝を述べた。
また、「今日のスタン(ワウリンカ)は止められませんでした。(ワウリンカの)素晴らしいパフォーマンスは勝利に値する。おめでとう!」と、ワウリンカの勝利を称えた。
これから始まる芝シーズン、6月末から行われるウィンブルドンの昨年覇者であるジョコビッチは、2連覇へ向けて進み出す。
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