男子テニスの8日付のATP世界ランキングが発表され、全仏オープンシングルス決勝で
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れるも準優勝、ダブルスでは全仏初優勝を成し遂げた
L・サファロバ(チェコ共和国)が、前回からランクを6上げて7位に浮上し、自己最高位を更新して念願の自身初トップ10入りを果たした。
サファロバは、全仏オープンシングルスで4回戦で昨年覇者の第2シード
M・シャラポワ(ロシア)、準決勝で2008年全仏覇者の第7シード
A・イバノビッチ(セルビア)を撃破し、四大大会初の決勝では女王ウィリアムズと対戦。フルセットの末に敗れるも自身初のグランドスラム準優勝を果たし、ランクを6あげて自己最高の7位を記録した。
また、ダブルスでは
B・マテック=サンズ(アメリカ)と第7シードとして出場。決勝では
C・デラクア(オーストラリア)/
Y・シュウェドワ(カザフスタン)組に逆転勝利して見事全仏初優勝を飾った。
その他では、昨年の全仏オープン優勝者のシャラポワ、準優勝の
S・ハレプ(ルーマニア)が今回早期敗退を喫したことにより、
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が2011年以来の2位に浮上した。
上位ランクは、1位に全仏覇者のウィリアムズ、2位にクヴィトバ、3位にハレプ、4位にシャラポワ、5位に
C・ウォズニアキ(デンマーク)、6位に全仏ベスト4のイバノビッチ、7位にサファロバ、8位に
E・マカロバ(ロシア)、9位に
C・スアレス・ナバロ(スペイン)、10位に
A・ケルバー(ドイツ)が前回から1つ上げてトップ10入りした。
また、昨年の全仏シングルスでベスト4を果たした
E・ブシャール(カナダ)は、今大会は初戦敗退を喫して前回から5つ下げて11位、トップ10圏外となった。
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