テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は7日、女子ダブルス決勝が行われ、今年の全豪覇者である第7シードの
B・マテック=サンズ(アメリカ)/
L・サファロバ(チェコ共和国)組が第12シードの
C・デラクア(オーストラリア)/
Y・シュウェドワ(カザフスタン)組に3-6, 6-4, 6-2の逆転で勝利し、全仏初優勝を果たした。
この試合、第1セットでマテック=サンズ/ サファロバ組は2度のブレークに成功するも、デラクア/ シュウェドワ組に4度のブレークを許してこのセットを落とす。
その後、ペースを掴み始めたマテック=サンズ/ サファロバ組は反撃を開始。第2セットからはデラクア/ シュウェドワ組に1度もブレークを許さず、第3セットではファーストサービスを30本中23本入れ、その内16本をポイントに繋いだ。
最後はサファロバの鋭いサービスが勝敗を分け、マテック=サンズ/ サファロバ組が全仏初の優勝を飾った。勝利が決まった瞬間、サファロバとマテック=サンズは駆け寄って抱き合い喜びを表現した。
今大会でマテック=サンズ/ サファロバ組は、準々決勝で第1シードの
M・ヒンギス(スイス)/
S・ミルザ(インド)組を撃破、準決勝では第9シードの
A・フラヴァコバ(チェコ共和国)/
L・フラデカ(チェコ共和国)組にフルセットで勝利して決勝に進出した。
また、今年の全豪オープン女子ダブルスでは、グランドスラム初のタイトル獲得を果たしたマテック=サンズ/ サファロバ組。今回の優勝でグランドスラム2度目のタイトルを獲得した。
また、サファロバは今大会のシングルスに第13シードで出場。決勝では第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦し、フルセットの末に敗れるも、自身初の四大大会準優勝を果たした。
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