テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は5日、女子ダブルス準決勝が行われ、今年の全豪覇者である第7シードの
B・マテック=サンズ(アメリカ)/
L・サファロバ(チェコ共和国)組、第12シードの
C・デラクア(オーストラリア)/
Y・シュウェドワ(カザフスタン)組がいずれも勝利し、全仏初の決勝進出を果たした。両組は全仏初優勝をかけて決勝で対戦する。
準々決勝で第1シードの
M・ヒンギス(スイス)/
S・ミルザ(インド)を撃破し、ベスト4に進出したマテック=サンズ/ サファロバ組。準決勝では、第9シードの
A・フラヴァコバ(チェコ共和国)/
L・フラデカ(チェコ共和国)組と対戦した。フルセットにもつれ込むも、6-2, 5-7, 6-4で勝利し、決勝進出を果たした。
マテック=サンズ/ サファロバ組は、今年の全豪オープン女子ダブルスでグランドスラム初のタイトル獲得を果たしている。
また、サファロバは今大会のシングルスに第13シードで出場。2回戦で奈落くるみに勝利し、4回戦では昨年覇者で第2シードの
M・シャラポワ(ロシア)を撃破してベスト8に進出。その後も、上位シード勢を次々と破る快進撃を見せ、決勝では第1シードの女王
S・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。
一方、デラクア/ シュウェドワ組は、2013年覇者の第2シードの
E・マカロバ(ロシア)/
E・ヴェスニナ(ロシア)組と対決。
第1セットから主導権を握っていたデラクア/ シュウェドワ組は、試合を通してファーストサービスが入った時に69パーセントをポイントに繋げ、マカロバ/ ヴェスニナ組に2度のブレークを許すも、それを上回る5度のブレークに成功して決勝進出を決め、大会初優勝に王手をかけた。
女子ダブルス決勝は7日に行われる予定。
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