テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は5日、車いすテニスの女子ダブルス決勝が行われ、昨年覇者で第1シードの
上地結衣(日本)/ J・ホワイリー(イギリス)組が昨年準優勝で第2シードのA・ファン=クート(オランダ)/ J・グリフィオエン(オランダ)組に6-7 (1-7), 6-3, 8-10のスーパータイブレークの末に敗れ、リベンジを許す形となった。上地結衣は、単複共に全仏2連覇を果たすことが出来なかった。
この試合の第1セット、上地結衣/ ホワイリー組はタイブレークを制せずにこのセットを落とすも、続く第2セットでペースを掴み始めてスーパータイブレークに持ち込む。しかし、接戦を繰り広げるも僅差で敗れ、2年連続のタイトル獲得には至らなかった。
今回は昨年の全仏オープン決勝と同カードの対戦となった。昨年もスーパータイブレークまでもつれ込み、接戦を制したのは上地結衣/ ホワイリー組だったが、今年はファン=クート/ グリフィオエン組にリベンジを許した。
上地結衣は今大会のシングルスにも出場していたが、準決勝で昨年準優勝のファン=クートと対戦し、フルセットの末に敗れてシングルス2連覇の夢は途絶えていた。
決勝進出を果たしたダブルスでの2連覇を狙っていたが、その思いも叶うことはなかった。
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