男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は5日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードの
A・マレー(英国)を7-6 (7-3), 4-6, 6-0のフルセットで下し、大会2連覇5度目の優勝を果たした。
この試合、第1セットは両者2度のブレークからタイブレークへ突入。タイブレークではジョコビッチが4ポイント連取し4-0とする。マレーも粘り6-3とするが10ポイント目でストローク戦の末にマレーのバックハンドがネットとなりジョコビッチが第1セットを先取する。
第2セット、ジョコビッチは4度のブレークチャンスを活かすことができず、ジョコビッチがサービスの第10ゲームでマレーにスマッシュを返され0-40とされると、バックハンドのリターンをクロスにエースを決められ第2セットを落とす。
マレーがサービスのファイナルセット第1ゲーム、ジョコビッチが第1ゲームでブレークすると、マレーも健闘するが6ゲーム連取し圧倒。
ジョコビッチが2時間47分で勝利した。
両者は26度目の対戦となり、ジョコビッチはマレーに18勝8敗とし、2013年ウィンブルドン決勝で敗れて以来、7連勝中としている。
ジョコビッチは全豪オープン、先日行われたBNPパリバ・オープンに続き今季3勝目、キャリア51勝目を果たした。
同大会では2007・2011・2012・2014・2015年と2連覇5度目の優勝となる。
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