男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は3日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第22シードの
J・イズナー(アメリカ)を7-6 (7-3), 6-2のストレートで下し、大会2連覇で5度目の優勝と今季3勝目に王手をかけた。
両者は今回が9度目の対戦となり、ジョコビッチはイズナーとの対戦成績を7勝2敗とさらにリードを広げた。
この試合、第1セットは両者サービスキープが続きタイブレークとなり、ジョコビッチが最後逆クロスのバックハンドウィナーを決め、第1セットを先取する。
第2セット、第3ゲームでイズナーのストロークがサイドアウトし、ジョコビッチがこの試合初めてのブレークに成功する。その後も1度ブレークに成功したジョコビッチは、フォアハンドウィナーを決めて1時間30分で勝利をおさめた。
決勝でジョコビッチは、第3シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
ジョコビッチとマレーは、今年の全豪オープン決勝でも対戦しており、その時はジョコビッチが勝利して優勝を飾った。
《ジョコビッチ優勝「とても幸せ」》ジョコビッチは過去同大会で、2007・2011・2012・2014年と4度の優勝を誇っており、昨年は決勝で
R・ナダル(スペイン)に勝利してタイトルを獲得している。
今季は全豪オープン、先日行われたBNPパリバ・オープン男子と2度優勝を果たしており、今回は大会2連覇で5度目の優勝と今季3勝目に王手をかけた。
《ジョコビッチ連覇 通算50勝目》一方、敗れたビッグサーバーのイズナーは今大会、準々決勝で第4シードの
錦織圭(日本)をストレートで下して大会初のベスト4進出を果たすも、準決勝で王者ジョコビッチに敗れて決勝進出を逃した。
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