男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は31日、シングルス4回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)を6-7 (3-7), 7-5, 6-0の逆転で下し、順当にベスト8進出を決めた。
両者は今回が4度目の対戦となり、ジョコビッチはドルゴポロフとの対戦成績を4勝0敗とした。
この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得し、試合を通して7度のブレークに成功した。
第1セットは両者2度ずつブレークしタイブレークとなり、ジョコビッチがタイブレークをものに出来ず先行を許す。
第2セットでは、両者1度ずつブレークに成功するも、第11ゲームでジョコビッチがブレークにこのセット2度目のブレークに成功し、その後自身のサービスゲームをキープしてこのセットを奪い返す。
そして第3セットからドルゴポロフがミスを連発。ジョコビッチがあっさり第3セットも連取して1時間58分で勝利した。
準々決勝でジョコビッチは、第6シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。
過去同大会でジョコビッチは、2007・2011・2012・2014年と4度優勝しており、今回は大会2連覇5度目の優勝を狙う。
また、先週行われたBNPパリバ・オープン決勝では
R・フェデラー(スイス)を下し2連覇、キャリア50勝目を果たした。
《ジョコビッチ連覇 通算50勝目》準々決勝でジョコビッチがフェレールに勝利し、上位シード勢が順当に勝ち上がった場合、ジョコビッチは準決勝で第4シードの
錦織圭(日本)と第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)と対戦する可能性がある。
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