男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は31日、シングルス4回戦が行われ、第3シードの
A・マレー(英国)が第15シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)を6-4, 3-6, 6-3のフルセットで下し、ベスト8進出したと共に、オープン化以降46人目となるキャリア500勝を達成した。
この試合、マレーは試合通じてファーストサービスが入った時84パーセントと高い確率でポイントを獲得するが、第2セットで確率を下げ2度のブレークを許し第2セットを落とす。
しかし、アンダーソンに11度のサービスエースを決められるも11度のチャンスから4度のブレークに成功し、2時間5分でフルセット戦を制した。
両者は5度目の対戦で、マレーはアンダーソンに4勝1敗とした。
同大会2009、2013年優勝のマレーは4年連続6度目のベスト8進出となる。
勝利したマレーは準々決勝で第28シードの
A・マンナリノ(フランス)を7-6 (7-5), 4-6, 7-5で下した
D・ティエム(オーストリア)と対戦する。
アンダーソンに勝利したことによりオープン化以降46人目のキャリア500勝を達成したマレー。イギリス人選手として500勝をあげたのは初のこととなる。
先日行われたBNPパリバ・オープンで準々決勝で497勝目をあげ、地元の英雄
T・ヘンマン(英国)を抜きイギリス人選手最多勝利数を記録した。
《マレー ヘンマン抜き英国人最多勝利》また、マレーは現役選手での勝利数を9位とし、8位の
T・ロブレド(スペイン)が記録している505勝まであと5勝とした。
現役選手の勝利数で1位は
R・フェデラー(スイス)の1,012勝、2位は
R・ナダル(スペイン)の721勝、3位は
N・ジョコビッチ(セルビア)の625勝、4位は
D・フェレール(スペイン)の623勝、5位は
L・ヒューイット(オーストラリア)の612勝、6位は
T・ハース(ドイツ)の561勝、7位が
T・ベルディヒ(チェコ共和国)の507勝となっている。(※マイアミ・オープン4回戦終了時点の勝利数)
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