男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額7,107,445ドル)に第4シードでエントリーしている
A・マレー(英国)は、元世界ランク4位の
J・ビョークマン(スウェーデン)氏をコーチとしてチームに招く事を視野に入れテスト期間を設ける事を明らかにした。
マレーは昨年の11月に、それまで長きに渡りコーチをしていたD・バルベルドゥ氏とのコーチ契約を終了させてからコーチ探しをしており、現在は元女子世界ランク1位の
A・モレスモ(フランス)さんをコーチに付けているものの、第2のコーチも探していた。
《マレー 新体制で来季に臨む》現在42歳のビョークマン氏は来月、約1週間に渡ってマレーと共に過ごし、その後継続的にコーチとしてマレーのチームに参加してもらえるか試す予定になっている。ビョークマン氏は現在、地元スウェーデンのテレビ番組に出演している。
マレーは、全豪オープン準優勝後に出場した2大会ではいずれも準々決勝敗退と精彩を欠くプレーをしていた理由として、コーチのモレスモさんが祖国フランスのフェドカップへ向けての女子ナショナルチームの監督業のために、その2大会ではマレーに同行出来なかった事が原因だと先週語っていた。
当初の契約でも、モレスモさんは年間25週間だけマレーに同行する約束になっているため、第2のコーチも探していた。
2008年に引退したビョークマン氏は、グランドスラムの男子ダブルスでは9度の優勝を誇り、ダブルスでは世界ランク1位にもなっていた。シングルスでは1997年に自己最高位の4位を記録している。
BNPパリバ・オープン男子はシード選手全員が1回戦を免除されているため、マレーは初戦となる2回戦で、
M・ククシュキン(カザフスタン)と
V・ポスピシル(カナダ)の勝者と対戦する。
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