男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額7,107,445ドル)は11日、シングルス予選2回戦が行われ、予選第1シードの
B・コリッチ(クロアチア)がB・フランタンジェロ(アメリカ)を6-2, 1-6, 7-6 (9-7)のフルセットの末に下し、マスターズ初の本戦入りを決めた。
この試合、コリッチは5度のダブルフォルトを犯すも、ファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得し、フランタンジェロのサービスゲームを3度ブレークに成功して2時間14分で勝利をおさめた。
18歳のコリッチは、現在男子世界ランクのトップ100位内での最年少で、昨年10月のスイスはバーゼルで行われたスイス・インドア大会で、
R・ナダル(スペイン)を下してベスト4入りを果たし、先日行われたドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子では、準々決勝で
A・マレー(英国)を破って自身2度目となるATPツアーベスト4進出を決めた。
《マレー撃破の記事はこちら》また、先日のデビスカップにはクロアチア代表として出場しており、ワールドグループ1回戦で
N・ジョコビッチ(セルビア)擁するセルビアと対戦するも、敗れてベスト8進出を逃した。
今回予選を勝ち抜いたコリッチは、本戦1回戦で
A・ハイデル=マウアー(オーストリア)と対戦する。
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